モダンクラシック・カーのある生活にアテンドします。
Crank店内で一際異彩を放つ漆黒のオブジェがあります。
「 あっ、Gクラスだ… 」
来店されるお客様が凝視して呟かれる一言。昨今のCrankの日常なんですが、
そう、実はこちら、メルセデスベンツ・ゲレンデヴァーゲン(Gクラス)の現代アート作品なんです。
現代美術家の大平龍一氏によるもの。
このGクラスは、三越本店で今夏開催された大平氏の展覧会「Pineapple 」で発表された数ある作品の中の一つです。
こちらのオブジェの素材は木材で、彫刻後にバーナーで焼いてこのような独特の風合いを生み出しているんです。
その背景にある意味やそれをどう捉えるかは皆さまに委ねますが、何故か脳裏に残るこの作品。
作家の哲学的な思考がそこにあるように思います。
車をモチーフにしたアートは多々ある中、国内でこのようなアート作品に出会うことはなかなかありません。
車乗りだから感じる。この作品が訴えてくる “ 何か “ を是非、ご体験してみてください。
Hayashi