モダンクラシック・カーのある生活にアテンドします。
大切なクルマになにかがあったとき、頼れる職人さんがいると安心ですよね。仕事への想いや人柄を知れば、もっと身近に感じられるはず。本シリーズでは、CRANKがお付き合いをしている整備工場や職人さんをご紹介します。
本シリーズの第2回目は、茨城県土浦市にて自動車の内装を専門に手掛ける「株式会社4REAL」の三須一志さんにお話を伺います。
20代のころから今の仕事を始め、15年以上続けている三須さん。Crankとのお付き合いは、昨年「Porsche RSR Project」がスタートした10月ごろからのこと。前回の記事でご紹介した「ガレージ・タカギ」さんより、茨城の職人さんの繋がりでご紹介いただいたことから始まりました。
もともと車のカスタムのお店で働いていた三須さん。ある日、ご友人の車の内装修理で訪れた工場で職人さんの作業に興味をもったそう。それまでミシンを使ったこともありませんでしたが、職人さんにミシンの使い方を一から教えてもらい、家に帰っては製作の練習。また工場に足を運び成果を見てもらうことを繰り返していたそうです。ミシン初心者からくじけずに続けられるのは、三須さんの器用さと情熱からなのでしょうか。
ポルシェのシートはしっかりと作られているため、リペアした後もキッチリと仕上がるところが楽しくて好きだという三須さん。ポルシェは古いものでも中が傷んでるものが少ないそうで、作りの良さが伺えます。
作業場には、さまざまな柄のシート生地や、カラフルな糸が並びます。作業場の隣の大きな空間には、沢山の生地のストックや作業中の車両も。その中にはサーフボードやスケートボードが飾られている場所もあり、サーフィンやスケボーが趣味だという三須さんのセンスが詰まっています。
工場のすぐ隣には広いスケボー場が。なんとこちらも三須さんがご友人の皆さんと作られたとのこと。左官作業が好きだという三須さんは、工場の中の壁を塗ったり、DIYを楽しんでいるようです。
仕事が丁寧で、かなりのシートオタクな三須さん。好きなものに囲まれて作業をする姿に、仕事への愛と真摯さが感じられました。
次回のCrank パートナー紹介もお楽しみに。