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CRANK パートナー紹介 Vol.4

2022年10月5日

大切なクルマになにかがあったとき、頼れる職人さんがいると安心ですよね。仕事への想いや人柄を知れば、もっと身近に感じられるはず。本シリーズでは、CRANKがお付き合いをしている整備工場や職人さんをご紹介します。

本シリーズの第4回目は、京都府京都市にて自動車整備を手掛ける「マエダオート」代表の前田智宏さんにお話を伺います。

20年以上前から、京都市の今の場所で整備工場を営まれている前田さん。京都駅から車で10分ほどという立地はアクセスが良く、年代を問わず関西圏からのお客様が多く訪れるそうです。

マエダオートさんとCRANK TOKYOのお付き合いは、半年ほど前からのこと。関西圏のお客様のお車の整備工場を探して何件かお問い合わせさせていただいたところ、前田さんの柔和なお人柄や豊富な知識をお持ちなことから、整備をお任せすることとなりました。

ご祖父様が営まれていた自転車屋さんの向かいで自動車整備業を開業されていたのがお父様。その作業場の上のご自宅で、前田さんは常に工具や自動車の本に囲まれて育ちました。高校卒業後はガソリンスタンドでアルバイトをして自動車に常に触れる日々を送り、その後、お父様の勧めで愛知県のトヨタ学園中部自動車整備専門学校(現 トヨタ名古屋自動車大学校)に進学。卒業後、東京トヨタに4年間勤められたのち、家業である「前田オート」を引き継がれました。

マエダオートさんでは、DEFENDERの整備をこれまでに8台手がけていらっしゃいます。ある時には写真のように、工場にDEFENDERが並ぶことも。他にもホンダS600を5年間かけてレストアしたり、ロータスヨーロッパの配線整備を手がけたこともあるそう。キャブレターの整備ができる整備士さんが少ない中、前田さんの技術を求めてのお問い合わせも多くあるようです。

受注の多い仕事をいかに早く丁寧にできるか、タイムトライアルをしながら、仕事するのが楽しいと話す前田さん。調子の悪い部分が良くなり、お客様の喜ぶ姿を見るのが当たり前のことだけれど一番嬉しいと、お話してくださいました。

次回のCRANK パートナー紹介もお楽しみに。