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この人にこの車 vol.12 『MercedesBenz W123 1985』

2022年10月7日

CrankTokyoで出会った車とそのオーナー様についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第12回目は、インテリアスタイリストの川合将人さんと、チャイナブルーが印象的なディーゼル車、1985年式のMercedes Benz W123のご紹介です。

インテリアスタイリストとして雑誌やCM、モデルルームなどのスタイリングで活躍する川合さん。学生時代は映画の制作の勉強をされていたそうですが、90年代にインテリアブームがあったこともあり、イサムノグチの照明をきっかけに家具や照明に興味を持ったそう。自らを「家具オタク」だと話す川合さん。20代のころは家具屋さんでアルバイトをしながら、雑誌のスタイリングの仕事を引き受けていたそうです。

2020年に「BUNDLESTUDIO」を設立した川合さんは、今年2022年、千葉県野田市に「BUNDLE GALLERY」をオープン。こちらのギャラリーは、ル・コルビュジエに師事した建築家・進来廉氏が1970年代に設計した住宅をリノベーションした空間。撮影スタジオ兼ギャラリーとして貸し出したり、家具の販売などもされています。

「ギャラリーにマッチする車を探していた」という川合さんの言葉通り、白い壁を基調とし木が使われた建築に、W123のブルーがよく映えます。撮影に訪れた方々からも好評で、車込みで撮影レンタルをお願いされることもあるそう。

インテリアスタイリストという仕事上、荷物が多いという川合さん。ちょっとしたスツールなどを運ぶことも多々あるそうで、移動などを考えるとやはり車が便利だと話します。以前は荷物の積みやすさやお子様の事も考え車を選んでいたそうですが、今はこのベンツのゆったり落ち着いた乗り心地やハンドルの操作感を楽しんでいるようです。

ヴィンテージ家具や建築など古いものを素敵に生かし再生する川合さん。私たちも同じように、モダンクラシック・カーの文化を大切にしながら受け継いでいきたいです。

この度はCrankTokyoにてお車のご紹介をさせて頂きありがとうございました。今後もカーライフのサポートをさせて頂ければ幸いです。これからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。