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この人にこの車 vol. 24『LANCIA FULVIA Coupe 1.3S 1972』

2023年2月26日

CrankTokyoで出会った車とそのオーナー様についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第24回目は、おもちゃと人形自動車博物館 館長の横田正弘さんと、1972年式のLANCIA FULVIA Coupe 1.3S のご紹介です。

群馬県、伊香保温泉近く。年間40万人が訪れる日本一の私設ミュージアムがあります。
「おもちゃと人形自動車博物館」は、館長である横田さんが1994年にオープンしたミュージアムで、懐かしいおもちゃやお人形の展示、昭和の街並みを再現した駄菓子屋横町、往年の名車の展示、クラシックMINIミュージアムなど展示内容は盛りだくさん。子供から大人まで楽しめるテーマパークとなっており、「プロが選ぶ人気観光施設100選」に1999年より連続入賞という記録を更新しています。

20代半ばごろから古いものが好きで、いつか展示したいと考えていたという横田さん。39歳のころまで建設業をされていましたが、「好きなことをしたい」という考えが次第に強くなったそう。国内は北海道から沖縄まで、海外は少なくとも50回は飛び回りコレクション収集したとのことで、館内ディスプレイの世界観も横田さんによるプロデュースです。マニアックすぎず、誰でも楽しめるものを展示するようにしていることが、人気の秘訣なのかもしれません。

国内外のさまざまなクラシックカーラリーにも参戦している横田さん。昨年にはイタリア・シチリア島で開かれたクラシックカーラリー「Raid Dell’ Etna」にて国際的なクラシックカーラリーでの日本人初の優勝に輝きました。ラリーの相棒は1937年式の「LANCIA APRILIA」。海外ラリーへの参戦のため、普段はイタリアにて大切に保管されているそうです。

そんな横田さんが新たに選んだのは、 1972年式のLANCIA FULVIA Coupe 1.3S。外装が白、内装が黒のフルビアを何年も前から探していたそう。ある日ふと思い立って検索してみるとCrankのページがヒットし、お問い合わせいただいたとのこと。納車後初のお披露目は「第33回  ニューイヤーラリー 2023」。こちらでも見事優勝に輝きました。これからもイベントだけでなくプライベートでも、フルビアを楽しんでいただければ幸いです。

この度はCrankTokyoにてお車のご紹介をさせて頂きありがとうございました。今後もカーライフのサポートをさせて頂ければ幸いです。これからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。