モダンクラシック・カーのある生活にアテンドします。
CrankTokyoで出会った車とそのオーナー様についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第25回目は、内科医のKさんと、1995年式のJaguar Sovereignのご紹介です。
ダイナースクラブの会報誌、「SIGNATURE」を通じてCrankのウェブサイトをご覧くださったKさん。ウェブサイトのCar Marketページにて、販売中の車一覧の中で目に留まったのがこのJaguar Sovereignでした。
これまでは、国産車に乗られていたお父様の影響もあり、ご自身も国産車を乗り継いでこられたというKさん。壊れないし安全という点もあり満足していましたが、昔から欧州車への興味もあったのだとか。
JaguarやFIATのデザインが好きで、よく雑誌を開いては憧れを抱いていたというKさん。近々車を買おう、と特別考えていたわけではありませんでしたが、サイトで偶然見つけたSovereignとの出会いとタイミングに感じるものがあり、この車を迎え入れることを決意しました。
Kさんはお祖父様の代からお医者様をされており、100年以上前の当時、お祖父様は馬車や馬に乗り往診をされていたのだとか。現在Kさんは週に3回、このSovereignに乗り往診に出かけているそう。長い歴史の流れを感じます。
現代には中々見られないSovereignの独特なスタイル、そしてこの青味がかったグレーのボディカラーとライトグレーのインテリアの上品な組み合わせが、Kさんの雰囲気にとてもお似合いです。
お車のナンバーをお孫さんのお名前から取ったというほど、お孫さんをとても可愛がられているKさん。春はお孫さんとSovereignに乗り、いちご狩りやポピー摘みにお出かけしたいとお話くださいました。ご家族との思い出に寄り添う1台として、これからも楽しんでいただければ幸いです。
この度はCrankTokyoにてお車のご紹介をさせて頂きありがとうございました。今後もカーライフのサポートをさせて頂ければ幸いです。
これからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。