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この人にこの車 vol. 27『Fiat 500F – 1969』

2023年5月27日

CRANK TOKYOで出会ったオーナー様とその車についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第27回目は、小林さんと、1969年式FIAT 500Fのご紹介です。

現在は不動産関連の会社の経営、コンサルティングや執筆をされている小林さん。初めてのヴィンテージカーとしてこの500Fをお選び頂きました。

小林さんのガレージには最新のスーパーカーが並びます。時にサーキットで300km/hのスピードを出して走行されることも。50年近く前に製造され、街を50km/h程でゆっくり走る、対極ともいえるFIAT500Fを選ばれたのにはどういった理由があったのでしょうか。

お話を伺ううちに、小林さんの車選びには一つの軸があることが分かりました。それは「変わらない価値を有するもの」を選ばれているということです。現代のスーパーカーと、FIAT500F、全く異なる2台の共通点はそこにありそうです。

普段から500Fに乗って楽しまれているという小林さん。のんびりと街を流していると周りから声をかけられたり、スーパーカーとはまた違った楽しみがあるとのこと。何よりのロマンは、当時の社内デザインの大衆車が今もなお実用に耐え、乗り継がれてきていることだと考えられているそうです。自分自身の身の回りの生活にヴィンテージを取り入れることで自身の趣向を示すことができたり、より生活が充実するとお話し下さいました。

初めてのヴィンテージカーは不安もあったそうですが、この500Fはとにかく仕様に惹かれてお選び頂いたそうです。ご来店頂いた際に過去の整備歴などを含め、詳しくお話をさせて頂き、即決頂いたことが印象に残っています。

初めてのヴィンテージカーをCRANKからお選び頂けて大変光栄です。今後も変わらぬ価値を感じて頂けるようサポートをさせて頂けますと幸いです。

これからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。