モダンクラシック・カーのある生活にアテンドします。
CRANK TOKYOで出会ったオーナー様とその車についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第28回目は、高橋さんと、1962年式Toyopet Crown 1900 Standardのご紹介です。
熊本県で女性総合診療のクリニックを経営し、自ら診療も手がける高橋さん。
日々多忙を極め、常に来院される方と向き合い、気を休む間もない高橋さんの唯一のリフレッシュ方法は飛行機操縦。雄大な阿蘇や玄界灘を眼下に大空を飛んでいる間は何も考えることなく、陸に降りたときには日々の疲れも吹き飛んでいるとのこと。
少ない休みを利用してご家族やご友人と飛行機で離島に赴き、新鮮な空気と自然の景観、地のものをいただくことを楽しんでおられるようです。そんな高橋さんが自宅と飛行場の移動手段として選んだのが1962年式のToyopet Crown 1900 Standardでした。
今年のはじめ、CRANKのインスタグラムにてToyopet Crownを見つけられすぐに東京へ。一目でこの車だと感じて頂けたとのことで、現車確認の場でご即決頂きました。
実は高橋さん、この車が初めてのヴィンテージ・カー。これまでは最新の国産車などを普段の足とされていたそうです。ただの移動手段としての車ではなく、飛行場までの道中もその味のある室内やエンジン音を感じながら、運転しているという実感を楽しみたいと考えられ、選ばれたそうです。独特なコラム式シフトレバーやドラムブレーキにも段々と慣れるにつれて、更に愛着が湧かれるのではないかと思います。
取材時にCRANKスタッフも飛行機に同乗させていただき、壱岐島へ。壱岐島ではとれたての魚介を、復路では阿蘇山の火口を旋回してその雄大な景観を堪能させていただきました。
飛行機そばまで車の乗り入れを許可いただいた飛行機クラブの方々の温かい人柄にも触れることができ、思い掛けず貴重な体験をさせていただきました。クラウンをお引き合わせさせていただいたことを大変光栄に思います。
この度はCrankTokyoにてお車のご紹介をさせて頂きありがとうございました。今後もカーライフのサポートをさせて頂ければ幸いです。これからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。