モダンクラシック・カーのある生活にアテンドします。
CrankTokyoで出会った車とそのオーナー様についてご紹介をさせて頂きます。本シリーズの第29回目は、株式会社エルディスト代表の宮腰さんと、1983年式のMercedes Benz 280Eのご紹介です。
国内や海外のファッションブランドのショールームビジネスを手がける宮腰さん。以前はVOLVO 940に乗られており、「VOLVOの次はMercedes」と考えていたそう。中でも頭の中にはW123とW124が浮かんでいました。そんな中、知人の方からW124を譲り受け、乗りながらも引き続き一番欲しかったW123を探すことに。
W124の丸みや内装の仕様、現代的な部分もありつつレトロな雰囲気も気に入っていましたが、よりクラシックな方に気持ちが向いたのだとか。そんな宮腰さんにとってW123は、クラシックに行きすぎず、普段使いの相棒として希望を叶えてくれる丁度いい1台でした。
W123を探し続けた宮腰さんですが、なかなか状態の良い個体に出会うことができませんでした。そしてW124に乗り始めて半年ほど経った頃、お友達から連絡が。送られてきたのはCrankのinstagramに掲載されたこのW123のスクリーンショットでした。それから程なくして現車確認にいらしてくださった宮腰さん。「今まで見てきた中でも綺麗で、大切に乗り継がれてきたのが伝わった」と、購入を決意くださいました。
それまで乗られていたW124は、同じマンションのパパ友さんにバトンタッチ。ヴィンテージ家具を輸入販売する会社を経営されている方だそうで、実は以前からこっそり宮腰さんのW124を狙っていたのだとか。初めての車にW124を選ぶセンスはさすがです。
普段使いで大活躍のW123。通勤やお出かけ、雨の日の移動にも助かっているとのこと。年式が自分と同い年という点も愛着の湧くポイントで、大切に長く乗っていきたいとお話ししてくださいました。
この度はCrankTokyoにてお車のご紹介をさせて頂きありがとうございました。今後もカーライフのサポートをさせて頂ければ幸いです。れからも、車と人のお話を掲載して行く予定です。次回もお楽しみに。