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2022年4月10日

2022 Automobile Councilに 出展します

4/15(金)〜4/17(日)に、千葉県の幕張メッセにて開催される「Automobile Council 2022」にCrankTokyoが出展いたします。 マルシェゾーンにはオートモビリアをはじめ、カーライフに関するグッズやCrankTokyoのオリジナルグッズを販売。新商品のCrankTokyoオリジナルの車載エマージェンシーキットや、スペインのレザー小物メーカー「cafe leather」とコラボして製作したオリジナル車検入れも数量限定で販売致します。ヘリテージカーの展示・販売するゾーンには、現在ホームページなどには掲載していない車両も展示・販売致します。 CrankTokyoの店舗をそのまま持っていったかのような雰囲気のブースとなる予定です。店舗にお越しいただいたことのない方も、すでにお越しいただいたことのある方も楽しんでいただけるかと思います。車は常時4台展示する予定です。この機会に是非ご覧になってください。 幕張メッセでお会いできることをスタッフ一同楽しみにいたしております!

2022年3月10日

今月のBGM March 2022

CRANKでは毎月店内BGMを西麻布にお店を構えるQWANG(クワン)のオーナ・バーテンダー長谷川さんに選曲いただいてます。店内では、「今月の3枚」というコンセプトで毎月ご紹介いたしております。 マデリン・ペルーの1996年にリリースされたデビューアルバムです。マデリンはアメリカ・ジョージア州で生まれニューヨークで育ちましたが、両親の離婚で13才の時にフランス・パリに引っ越す事になりました。2年後の15才の時には地元のジャズバンドと一緒にストリートで歌うようになり、以後いくつかのグループに参加してヨーロッパを拠点に演奏をする事となりました。アメリカのレコード・レーベル、アトランティックに見出され96年にこのアルバムでデビューして、その後8年間もの間何の音沙汰も無く2004年に名盤「Careless Love」で復活してからは何度かレーベルを変えながら良質な音楽を現在まで作り続けています。本作ではビリー・ホリデイやベッシー・スミス、ファッツ・ウォラーらが歌った30~40年代の曲を中心に演奏していて、マデリンも自作の3曲を披露しています。バックで参加しているミュージシャンも素晴らしいです。ギターやドブロで燻銀のプレイをしているのは名バイプレイヤーのマーク・リーボウ、オルガンやアコーディオンではEストリート・バンドのチャールズ・ジョルダーノ、ピアノにサイラス・チェスナットといった人達のサポートを受けたマデリンのヴォーカルはビリー・ホリデイの再来と言われることが多いのですが、どこかヨーロッパの郷愁と時空を飛び越えた懐かしさがある様に感じます。 イギリスのグループ、フェアグラウンド・アトラクションが1988年にリリースした最初で最後のアルバムです。スコットランド・グラスゴー出身のヴォーカリスト、エディ・リーダーは10代の頃から路上やサーカス団と共にヨーロッパ中で歌い、次第にセッション・ヴォーカリストとして評価されていきます。活動の拠点をロンドンに置きはじめた頃、ギターリストでありソングライターのマーク・ネヴィンと出会い意気投合し、ギタロン(メキシカン・ベイス)奏者のサイモン・エドワーズ、ドラムズのロイ・ドッズらとフェアグラウンド・アトラクションを結成します。小さなライヴハウスでの演奏が続きましたが88年4月に発表したシングル「Perfect」がいきなりUKチャート1位に、翌5月にリリースされたのが本作です。翌年のブリット・アワーズでベスト・シングルとベスト・アルバムを受賞して最高のスタートを切ったバンドですが同年のセカンド・アルバムの制作中に意見の相違から解散してしまいます。エディの真っ直ぐで誠実な歌唱とマークの卓越したソング・ライティング、楽曲に寄り添った最小限の演奏で構成された珠玉の14曲は、莫大な予算と物量が投入された80’sの音楽界の中では明らかに異彩であったにも関わらず、今もなお輝き続けている「宝石」の様なものだと思います。 当初、今月は全て女性ヴォーカルのアルバムを選択するつもりでしたが、今ウクライナをはじめ世界で起きている状況を鑑みてこのアルバムをお薦めします。マーヴィン・ゲイが1971年にリリースしたアルバムです。60年台に旺盛を極めたソウル・ミュージックはシングル曲中心の市場でしたが、このアルバム以降アルバム全体での作品作りが始まったと言われています。それまで主にソングライターから提供されたラヴソングを歌っていたマーヴィンでしたが、全ての楽曲制作とプロデュースも自分でやるという事は当時ではあり得ない事だったのです。組曲の如く美しいメロディの楽曲が続きますがそのメッセージは強烈です。反戦や貧困、差別、環境破壊、他者への愛。この場で政治的なメッセージはあまりそぐわないかもしれませんが、ソウル・ミュージックの金字塔と言われ続けているあまりにも有名な作品ですし、なにかのきっかけと思ってもう一度聴いてみてはいかがでしょうか。


2022年2月17日

今月のBGM February 2022

CRANKでは毎月店内BGMを西麻布にお店を構えるQWANG(クワン)のオーナ・バーテンダー長谷川さんに選曲いただいてます。店内では、「今月の3枚」というコンセプトで毎月ご紹介いたしております。 スティーリー・ダンが1974年にリリースした3rdアルバムです。1967年の秋にニュー・ヨークにあ るバード大学に入学した一人の青年、ウォルター・ベッカーが部室でギターを弾いていたらその 音に惹かれてやって来たもう一人の青年ドナルド・フェイゲン、ともにジャズを聞いて育った二人 は意気投合して一緒に曲作りを始めることになりました。当初は他のアーティストへの楽曲を提 供することを想定して活動を始めましたが、フェイゲンが作る難解な歌詩と当時流れていたどの音 楽とも違うことから、殆どオファーされることが無くとうとう自分達でメンバーを集めてバンド を作り1972年に『Can’t Buy A Thrill』でデビューします。結成当初からライヴ演奏よりもスタジ オでの音作りに重点を置いた活動は他のメンバーの理解はなかなか得ることが出来ず、この3作目 の本アルバムの制作後にはベッカーとフェイゲン以外のメンバーは去っていきました。デュー ク・エリントン作の5曲目以外全て二人の楽曲で構成された本作は、前2作よりもジャズやブルー ズへのアプローチを感じる内容で6曲目はチャーリー・パーカーに捧げたポップなナンバーです。 グループ最大のヒット曲となった「Rikki Don’t Lose That Number」は大学時代、あるパーティー でフェイゲンが出会ったリッキ・デュコーネットという女性のことを歌っていて、彼女はその時 すでに結婚していましたが、フェイゲンは自分の電話番号を紙に書いて彼女に渡しました。残念な がら彼女から連絡はありませんでしたが、それから数年後にこの名曲が生まれました。 1950年台後半から70年代にかけてブルー・ノートに数多くの作品を残したピアニスト、ホレス・ シルヴァーが1965年にリリースしたアルバムです。64年2月にそれまで約5年間共に過ごしたクイ ンテットを解散したシルヴァーは単身ブラジルに向かいまだブレイク前のセルジオ・メンデス宅 に宿泊しそこで本場のサンバに触れました。地元のミュージシャンとセッションしたり、カーニ ヴァルを見たりして過ごしているうちに以前父親から言われたことを思い出します。シルヴァーの 父親は北西アフリカの島国カーボベルデ共和国出身で(15世紀から1975年まではポルトガル領で 音楽的にはアフリカやブラジルの影響を受けている)以前父親から故郷の音楽とジャズを組み合 わせてみてはどうかと言われたことでした。アメリカに戻ったシルヴァーが新たなクインテットと 共に録音したのが『Song for My Father』です。「ホーンのような右手、ハンマーのような左手」 と言われたシルヴァーのピアノとテナー・サックスとトランペットの2管を常にフロントに置いた 彼のグループはファンキーの一言で到底表すことが出来ない格好良さがあります。コンポーザーと しても最高でつい口ずさみたくなるようなメロディーはいつ聴いても新たな発見があります。4曲 でテナーを吹いているジョー・ヘンダーソンのちょっと硬派な感じのプレイもとっても良いです し、解散前の黄金のクインテットと言われたメンバーとの未発表音源もアルバム・ジャケットの シルヴァーの父親の写真もご機嫌な1枚です。 ショップのBGMにはどうかと少し悩みましたが、1年で最も早く終わってしまう2月ならいいかと 思い紹介することにしました。ジミ・ヘンドリックスが1967年にリリースした2ndアルバムです。 圧巻のギター・プレイはもちろんですがそのソング・ライティングと創造的な詩、ヴォーカルの才 能が炸裂した12曲(他1曲はベイスのノエル・レディング作でヴォーカルもノエルが担当)。 1970年に27才で死んでしまったから50年以上経ちますが今もその輝きは何ひとつ失せることな く、「Little Wing」のイントロを聴くたびに、こんな出だしで始まる曲があるのかと毎回どうし ようも無く感動するのです。


2022年2月15日

雑誌「BRUTUS」に掲載されました

日本の代表的なライフスタイル情報誌「BRUTUS」の本日発売954号に、ヴィンテージ・カーをはじめるならというテーマで取材いただいた内容が掲載されています。”心が喜ぶ豊かなくらしをはじめる”というパートの中で、ペットや瞑想、コーヒーなどとともにヴィンテージ・カーが選ばれたことにたいへん嬉しく思っています。そして、そのパートには”環境に優しい暮らし”も…。長い時を経て愛着のあるクルマを大切に乗り続けることも環境に優しいのではと思っています。新しいモノを作るには大量のエネルギーが必要になりますしね。周囲に流されず、カッコいいと思っているものを大切にする姿勢、やはりカッコいいです。


2022年1月4日

今月のBGM January 2022

CRANKでは毎月店内BGMを西麻布にお店を構えるQWANG(クワン)のオーナ・バーテンダー長谷川さんに選曲いただいてます。店内では、「今月の3枚」というコンセプトで毎月ご紹介いたしております。  1987年3月にリリースされたU2にとって最大のセールスを記録したアルバムです。「ヨシュア・トゥリー」とはアメリカ南西部の砂漠地帯に自生するリュウゼツラン科のユッカの木の事で、当初メンバー達はこの木のことは知らなくフォトグラファーのアントン・コービンが撮影旅行初日の夜、ボノに「とても気に入っている木があってヨシュア・トゥリーと呼ばれているんだ。これをジャケットにしたいんだ。」と話したそうです。翌日バスでカリフォルニア州道190号を走っていて、デスヴァレー近くのダーウィンの砂漠で1本のヨシュア・トゥリーを発見して撮影することが出来たそうです。冬の凍てつく寒さの砂漠での撮影は20分が限界だったそうですが、後にこの砂漠での20分間が、このレコードを物語る精神的な風景としてバンドにインスピレーションを与えたとメンバーのアダム・クレイトンは話しています。結成から今尚、不動のメンバーが奏でる美しくも激しいこのアルバムは極寒の冬の朝の澄んだ空気の中がよく似合います。  エラ・フィッツジェラルドとルイ・アームストロングが1956年8月16日にハリウッドのキャピトル・スタジオで録音したデュエット・アルバムの大名盤です。バックのミュージシャンも最高でピアノのオスカー・ピーターソン、ベイスのレイ・ブラウン、ギターのハーブ・エリス、そしてドラムズのバディ・リッチ、もちろんトランペットはルイ・アームストロングです。全曲全編名曲名演ですが、エラやルイの表情やレコーディング風景が目に浮かんでくるような65年以上前の録音がとにかく素晴らしいです。トレイにCDを置き再生ボタンを押すだけで部屋が暖かくなる、そんな有難い1枚なのです。(アルバム・ジャケットのルイのソックスにも注目!)  1971年2月にニーナ・シモンが録音した全編カヴァー曲のアルバムです。もともと幼少の時からクラシック・ピアノの才能を発揮し、17才の時にニュー・ヨークのジュリアード音楽院で奨学金を受けながら1年間レッスンに暮れる日々を送り、フィラデルフィアにある音楽大学への進学を試みましたが、黒人を理由に断られるという仕打ちを受けました。公民権運動前の50年代前半のアメリカでは、黒人がクラシック音楽をアカデミックな環境で学ぶことはとても難しいことだったのです。それでもクラシック・ピアニストになる為独自にレッスンを重ねながら、生活の為に始めたバーでのピアノ演奏で店主の勧めもあって歌うようにもなりました。そんな中、57年12月にニュー・ヨークで人の勧めもあって軽い気持ちで録音したアルバム『First Recording』の中のジョージ・ガーシュイン作の「I Loves You Porgy」がヒットし本格的にシンガーとして活動していくことになりました。当時はビリー・ホリディとよく比較されることがあったそうですが、ニーナ本人は全く意に介さず自分のことはジャズでもブルーズでもないシンガーであると思っていたそうです。ジョージ・ハリスン作のザ・ビートルズの曲「Here Comes The Sun」から始まりボブ・ディランの「Just Like a Woman」へと続く冒頭2曲を筆頭に比較的原曲に忠実なアレンジで演奏しているにもかかわらず、とても新鮮に聴こえるのはやはりニーナのジャンルを飛び越えた卓越したピアノ・プレイとソウルフルでブルージィーな歌唱、壮大なストリングスのアレンジでしょうか。中でもフランク・シナトラで有名なラストの曲「My Way」での超高速パーカッションとドラム、ストリングスに乗ったニーナの歌唱は圧巻です。そうそう、5曲目の「New World Coming」は新しい年、2022年へ捧げたいと思います。Happy New Year!

2022年1月1日

新年明けましておめでとうございます。

明けましておめでとうございます。 早いものでCRANKは今年で3年目を迎えます。石の上にも三年、とても重要な年だと思っております。今後さらに魅力的なモダンクラシック・カーとそのクルマがある生活をご提案できるように尽力していく所存です。引き続き、ご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。 CRANK店舗の営業は4日(火)からとなります。継続してコロナ対策の観点から予約での来店をお願いいたしております。事前にこちら→https://crank-tokyo.jp/contact/にお問い合わせいただくか、下記のメールにてお問い合わせいただけますと幸いです。メールアドレス→  info@crank-tokyo.jp。 皆様にとりましても良いお年になりますことを祈念いたしております。